きっかけは「どうぶつの森」だった。
私は全シリーズの「どうぶつの森」をプレイしている。
さまざまなゲームと縁を切り、廃ゲーマーから足を洗ってはいたが、「どうぶつの森」だけは別である。
細々と、スマホの「どうぶつの森ポケットキャンプ」(以下「ポケ森」)のみ、ゲームを続けていた。
それが2020年3月20日、満を持してSwitch版「あつまれ どうぶつの森」(以下「あつ森」)が発売されたのだ。
これだけは、どうしてもやらねば・・・と
Switchは持っていないし、手に入らなかったので、わざわざこれだけのためにSwitch liteを購入し、プレイし始めた。
ここまで、こだわるのは一つの理由があった。
マイク様だ(≧∇≦)
イケメンのブルーでクールなカンガルー。
私はこの方にゾッコンなのである。(≧∇≦)
本当にかっこいいのである。
「ポケ森」を続けていたのも、ただただ、マイク様に会いたいがためであった。
しかし、待てど暮らせどマイク様はやってこない・・・。
ああ、マイク様に会いたいっ
想いが募った私は、Switch liteを購入してまで、本家の「あつ森」を始めることにしたのである。
しかし・・・。
ここでも待てど暮らせどマイク様は私の島にやってこなかった・・・。
マイク様に会いたいっ ←デジャブのようですが・・・(笑)
ここで私は、最終手段に出ることにした。
それは・・・amiiboカード
このカードを持っていれば、自分の島に、そのキャラクターを呼ぶことができるのだっっ
しかし・・・
amiiboカードは2015年7月にリリースされており、2020年の当時、まだ再販されていなかった。
(現在は販売中)
手に入れるには持っている人から譲り受けるしか方法がなかった。
そこで私は、一生自分には無縁だと思っていたメルカリを試してみることにしたのだ。
【メルカリとは・・】
メルカリは無料で使えるフリマアプリ。
自分の家の不要なものや見知らぬ誰かの不要なものをアプリやPCから売ったり、買ったりできるサービス
果たして、私でも購入できるのだろうか・・・????
おそるおそる、アプリをダウンロードして見る。
まず、検索して、マイク様のカードが出品されているのか確認してみると・・・。
画面に青いイケメンカンガルーの姿がポンと浮かんだ。
あった、あったぞ、マイク様っ(≧∇≦)
しかも300円だっ
この時点で、操作できるかとかできないとかの不安などは吹っ飛び、
マイク様に会えるかもしれないという欲望で頭がいっぱいになる。
そして操作すること数十分。
なんとか、「ぽちっ」とボタンを押して購入終了である。
ふう・・。
一息ついていると、メルカリから連絡がきていた。
「出品者様からメッセージが来ています。返信してください。」
へ・・? どいうこと?
見てみると
「ご購入ありがとうございました。発送までしばらくおまちください。」
出品者からのメッセージである。なんと丁寧な・・・。
たかが300円の商品である。
すると、私の返信するためのスペースに、薄い文字で
「商品を購入されていただきました。到着を楽しみにお待ちしています。」
と書かれている。
なるほど、会ったこともない相手だから、こうやって挨拶をするように促しているのかと感心する。
私は例にならって返信をしてみた。
メルカリの細かい気配りに感心しきりである。
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数時間後、出品者が発送したと連絡がきて、
そして2日後、郵便で念願のマイク様は私の元にやってきた。
ああ、会いたかったよ、マイク様っっ(≧∇≦)
購入者、狂喜乱舞である。
どうぶつの森でのマイク様との愛の生活は後日書くとして・・・(笑)
これに味をしめた私は、何枚かお気に入りのどうぶつのamiiboカードを購入した。
ペンタとか、アントニオとか、ポンチョとか、バニラとか・・・
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そのあと、使う必要もなかったので、メルカリの存在は全く忘れてしまっていた。
もう使うこともないのかな、アプリ削除しちゃおうかな、くらいに考えていた。
ある本を読んでいた時のことだ。
齋藤孝先生の「15分あれば喫茶店に入りなさい」という本が紹介されていて、読みたいと思い図書館で借りた。
2014年に発売された本だったので内容が現在にそぐわない点もあった。
しかし隙間時間の使い方、時間を効率的な使う齋藤孝先生の考え方は今も十分に通用する。
これはぜひ手元に置いておきたい。
と、購入を決めたのだが・・・。
ない。売ってないのだ。
すでに絶版だったのか、あらゆるネットを探したが中古品しかなく、しかも状態のよいものがなかったのだ。
これは困った・・・。
そのとき、ふとメルカリを思い出した。
ダメ元で検索してみると、出てくること、出てくること。
コメントを読んでみると
「一読して書棚にしまい込んでいたため、状態はきれいです」
などと書いてある。
早速、「ポチっ」である。
↑これが実際に購入した商品の画像。
その後届いた本はすこし変色していたことをのぞけば、ほとんど新品ではないかというほど状態もよかった。
コメント通りだ。
これはいいぞ・・・。
それからたびたび、私は図書館にない本はメルカリで購入するようになった。
本が届くたび私は感心していた。
本はきれいに包装され、「ありがとうございました」など書かれたメッセージや「thank you」とプリントされたシールまで貼ってあるのだ。
送ってくる人たちはほとんどが素人だろう。
行き届いた気遣いは日本人ならではなのかもしれないなどと考えされられた。
またamiiboカードは普通郵便だったので、出品者の住所が書いてあったが、本の送り状には記載がなかった。
これが匿名で出品し、匿名で購入する、というメルカリの特徴なのだ。
一体どんな仕組みになっているのだろう・・?
そのうち、私は「出品する」ということに次第に興味を持ち始めた。
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検索してみると、メルカリにはたくさんのものが売っている。
たとえば、私が尊敬し、メンターさんでもあるAさんは、パステル絵を販売している。
Aさんは絵描きではないのだが、趣味でパステル画を描いていて、その絵をお客さんに見せるとほしいという人が続出したのだという。
私も見せていただいたが、なんともやさしく、魂のこもっていて、見るだけで癒される絵であった。
コロナ禍になり、あまりに暇になったAさんは、メルカリに絵を1枚1000円で出品したところ、あっという間に買い手がついて、今では出品したと同時に売れまくっている。
最近ではこの写真の絵をぜひ描いてくださいとリクエストまで来るようになり、その人たち向けに描いているという。
「いっそのこと、副業にしたらどうですか?」
というと、
「そんな気は毛頭ないのよ。材料代が入ればいいし、買ってくださる方の気持ちが安らげはいいの」
とやさしく微笑んでいた。
Aさんが、菩薩さまに見えた瞬間である。
また、夫の友人は中古のオートバイをメルカリで売ったという。
Aさんのように自分の作ったものを売っている人もいるし、オートバイのような大きなものを出品する人もいる。
周囲を見回せば、不要物はたくさんある。
しかし、出品は見ず知らずの人に品物が渡るという作業で、失礼があってはならないとどうしても考えてしまう。
そのハードルが高くて、二の足を踏んでいた。
そんなとき、「メルカリ教室」が開催されてることを知った。
私は、興味本位もあり、参加することにしたのである。
つづく。
メルカリ教室編
メルカリ教室に参加してみたら、意外なことが起きてびっくり・・・。

メルカリ初発送編
メルカリの発送⇒売上ってこんな仕組みなのね

コメント
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